当院では、虫歯や歯周病の治療のほか、お子様の診療や日々の健康はお口の健康からという考えのもと、予防に特に力を入れた診療を行っております。
また、親知らずの抜歯などの外科的な処置や、歯並びを美しくして日々の生活を明るくする矯正診療にも対応しております。
診療の流れ
1.ご来院準備(ご用意いただくもの)
保険証は必須です。お薬手帳をお持ちの場合は、お持ち下さい。
※診療保険機関により月初めに保険証の確認が義務づけられております。
※保険証の期限切れにご注意ください。
前もってお電話またはメールフォームにてお問い合わせ、ご予約をお願い致します。
(※メールフォームをご利用の場合は、お問い合わせ後に直接お電話にて確認後、予約をお取りします。メールのみではご予約確定となりませんのでご承知置き下さい。)
問診票のご案内
ご予約、受診日時が確定後、あらかじめ下記リンクより問診票データをダウンロードいただき、ご記入の上で当日お持ちいただきますと、スムーズにご案内できます。
下記リンクからPDFデータをダウンロード、印刷いただきました上でご利用ください。
- 問診票データ(一般用)
- ダウンロードはこちらのリンクから(PDF形式 63KB)
- 問診票データ(小児用)
- ダウンロードはこちらのリンクから(PDF形式 64KB)
2.ご来院
虫歯のチェックやクリーニングなど、検診や予防の相談を承ります。歯が痛い、歯がしみるなど、歯に関して、少しでも不安を感じたらお気軽にお越し下さい。
3.受付
まずは受付にて予診表、治療・お口に関するアンケートをご記入下さい。
4.診察
診察室にて、ご来院の主訴や気になること、お悩みなどをじっくりお伺い致します。
必要に応じ、お口の中の検査(レントゲン、歯周検査など)を行います。
また、お痛みが強い場合には応急処置を行います。
お痛みがない場合、または応急処置が済んだ場合は、今後の治療計画や考えられる選択肢について詳しくご説明致します。
5.通院
毎回、当日の治療内容をご説明してから治療を開始致します。
必要な治療が終わった段階で、治療後は、ご自宅等でのメンテナンスについてもご説明しております。
治療の前後に必要なご説明を正しく行うことは、歯とお口の健康を守る歯科医師にとって、非常に重要な役割であると考えております。
一般歯科
一般歯科では、虫歯や歯周病の治療といった、基本的な歯科診療を行っております。
1.虫歯の治療
虫歯とは
お口の中の細菌が歯に感染する病気です。
風邪と違い自然に治ることはありません。放置するとますます悪化してしまいます。
虫歯の原因
虫歯の原因は4つあって、それらが重なる事で虫歯になってしまいます。
- むし歯の細菌(むし歯を作る細菌)
- 歯の性質(むし歯になりやすい歯)
- 糖分(むし歯の栄養)
そして - 食生活(時間)
これらの要素が重なるとむし歯が発生・進行しやすくなります。
虫歯の進行
健康な歯
虫歯になっていない健康な歯の状態です。
歯みがきの際、目に見えないみがき残しなどが原因で虫歯になる場合があります。
健康な状態からの予防処置をお勧めいたします。
虫歯レベル0(C0)
初期虫歯または、要観察の歯の状態です。
フッ素入り歯磨き粉やキシリトールガムなどを用いた歯の石灰化により、虫歯になるのを防ぐことができます。
虫歯レベル1(C1)
歯の一番表層にあたるエナメル質に穴が開いた状態です。
この段階では痛みがないのでほとんど虫歯には気付きません。
早めの治療であれば痛みもほとんどありません。
虫歯レベル2(C2)
虫歯レベル1の状態でしばらく放置した状態です。
エナメル質の下にある象牙質にまで虫歯が到達してしまいます。
この段階までくると歯がしみるなどの症状が出はじめますが、比較的簡単な治療で終わります。
虫歯レベル3(C3)
虫歯が神経にまで達した状態です。
場合によっては激しい痛みが出てきます。
治療せずこのままの状況で放置してしまうと、歯を抜かなくてはいけない状況になってしまいます。
虫歯レベル4(C4)
神経が死んでしまった状態です。
噛むと痛みや違和感があったり、膿(うみ)が溜まって顔がはれたり、細菌が血管を通り全身に影響をおよぼす場合があります。状態によっては抜歯をする場合もあります。
虫歯の再発防止のために
歯の治療後、定期的なメンテナンスを行うことで虫歯の再発予防に繋がります。
また、健康な歯をいつまでも保つためにも、当院では定期的な検診をお勧めしております。
2.歯周病の治療
歯周病(歯槽膿漏)とは、細菌によって口の中での炎症を引き起こす病気です。
特に歯と歯肉(歯茎)の間にある歯肉溝と呼ばれる部分に磨き残しなどがある場合、歯垢(プラーク)と呼ばれるネバネバとした細菌のかたまりが付着します。プラークには、数億個の菌がいるとされていて、その中でも歯周病を引き起こす菌によって、周囲が赤く炎症します。
歯垢をそのまま放置すると、硬くなり歯石となります。歯石になってしまうと、歯磨きのブラッシングだけでは除去することが難しくなります。
さらに放置すると、溝が深くなっていき、歯を支える土台が溶けていき、最終的には、歯が抜けてしまいます。
歯を失う原因は虫歯よりも歯周病で抜け落ちてしまうほうが多いのです。
日本人の80%は歯周病にかかっていると言われており、適切な処置を行うことによって進行をとどめていくことができるので、自分が行っている日々のブラッシングのやり方を見直し、正しいブラッシングと自分ではとることのなかなかできない歯茎の中の歯石の除去などを定期的に行うことが重要となっています。
汚れを取り除き、汚れの付きにくい環境を作ることで、歯周病をケアしていきましょう。
小児歯科 ~お子様の歯の治療について~
当院では、乳幼児から小学生を対象とした小児歯科の診療をおこなっています。
- 虫歯の治療
- 歯科検診
- フッ素塗布
乳歯の虫歯は、永久歯に影響を与えると言われています。歯の磨き方を幼少期から覚えておくことも重要です。
当院では、虫歯予防のための歯磨きの仕方の指導なども行っています。
虫歯の治療について
歯科治療が初めてのお子様には、まず練習から始めて怖がらずに治療ができるように心がけています。
一人で座れるか、どこまでの道具を使えるかの様子を見ながら治療を進めていくので安心して下さい。
乳歯は虫歯の進行が早く、神経まで達してしまいやすいので、早期発見・早期治療を行うために、定期的な検診が必要となります。
フッ素塗布について
当院では、虫歯予防の一環として、フッ素塗布を行っています。
虫歯の原因菌が出す酸などによって、歯の表面にあるエナメル質のカルシウムやリンが溶けてしまいます。通常は、唾液が溶けてしまったエナメル質を元に戻す働き(再石灰化)をします。この再石灰化を促進させるのがフッ素塗布になります。再石灰化が促進されることで、虫歯になりにくい歯を作ることができます。
フッ素塗布は定期的に行っていただくことをお勧めしていますが、フッ素入りの歯磨き剤や、フッ素入りのうがい薬等を合わせて日常的にご使用いただくことで、より虫歯になりにくい歯を作ることができます。
歯科口腔外科
親知らずの抜歯
親知らずは第3大臼歯と呼ばれる一番奥にある歯のことです。
一般的に、20歳前後で生えるとされますが、その時期には個人差があり、生えない方もいます。また、4本ある親知らずのうち、数本のみが生える方や、一部だけが露出する方もいます。
抜歯が必要な親知らずについて
親知らずに異常が無ければ、もちろん何もする必要がありませんが、虫歯になったり、痛みが出たりした場合は、抜歯に至ることがあります。
特に隣接している歯と密着している場合があり、親知らずの影響を受けて虫歯になったりすることもありますので、歯全体のことを総合的に考えて、必要な場合にのみ抜歯を行います。
下の親知らずは神経に近接している場合がありますので、必要に応じてCT撮影をし、神経を傷つけないように確認いたします。
抜歯後について
親知らずの抜歯後の痛みについて不安がある方は多いと思います。抜歯後1~2時間で麻酔が切れてきます。予め痛み止めの飲んでおくことで、痛みは和らげることができます。
痛み止めは定期的に決められた量を飲んでいただくことをお勧めいたしますが、どうしても痛みが我慢できない場合もあります。その際は予め薬の量についてご指示いたしますので、その指示に従って追加の服用をしてください。
もちろん喫煙やアルコールは避けてください。
予防歯科
予防歯科とは、『虫歯や歯周病になりにくい環境作り』を目的としています。
クリーニングは『歯周病の治療を目的』としたものです。
予防歯科は、汚れを落とすのが目的ではなく、汚れを付きにくくし、虫歯や歯周病になりにくい環境を整えていくことです。
クリーニングについて
クリーニングは虫歯や歯周病の原因の歯石除去治療が目的としたものです。
歯周病の原因である歯石(細菌の塊)の除去、除去後の研磨、状態の説明・指導までがその内容となっています。
歯石の除去は、1回の通院で終了することもありますが、歯茎の中まで歯石が出来てしまっている場合は数回の通院が必要な場合があります。
歯石は、誰でも付いてしまうものです。当院では、定期的な歯石の除去をお勧めしています。3ヶ月に1度のご来院が有効です。
- こんな方にオススメ
- 歯周病の治療が終了した方、歯周病の方で毎月のメンテナンスをご希望される方
- 歯科治療が嫌いな方(予防することで治療の必要度や大きさがかなり違ってきます)
- 自分の歯の健康状態をキープしたい方
- 歯周病やむし歯の予防をしたい方
- 何歳になっても自分の歯で食事を楽しみたい方
- 歯石がつきやすい、または歯が汚れやすい方
矯正歯科
お子さまの歯並びが気になる場合、矯正が必要であるかどうか、いつの時期に始めるべきなのかなどは、様々な条件によって変わってきます。
永久歯の生え変わる時期など個人差が大きいですが、前歯の反対咬合などは生えきってしまう前であれば、軽度なものであれば簡単な装置で治療が可能な場合もあります。
気になったらお早めに一度ご相談いただければ、必要に応じた選択肢を提案させていただきますので、お気軽にご相談下さい。
診療日・診療時間のご案内
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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10:00~14:00 | ● | ● | / | ● | ● | ● | / |
16:00~20:00 | ● | ● | / | ● | ● | ● | / |
- 診療時間
- 10:00~14:00(最終受付13:30)、16:00~20:00(最終受付19:30)
- 休診日
- 水曜日・日曜日・祝日休診
- ※祝日のある週は、水曜日も診療する場合がございます
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